鹿王院

　鹿王院、京福電鉄の駅の名にもなっているこの寺は、足利義満が延命を祈願して１３７９（康暦元年）に創建したお寺である。足利義満なので、当然臨済宗である。北山文化の中心であったので、この付近は、臨済宗のお寺がやたら多い。金閣寺、龍安寺といった超有名観光スポットを始め、超巨大な敷地を構える妙心寺（妙心寺派の大本山）や、足利家の菩提寺である等持院もある。金閣寺や龍安寺の豪華さに比べれば、鹿王院は、等持院並みに、寂しさあふれる場所である。

　

　

いつ行っても、寂しさが漂う表門


まっすぐスーと伸びた参道。木々の色と調和が取れて、この寺の一番好きな場所です。


しばらく歩くと、拝観料のお支払いです。


前回来たときも鳴らしたが、一打で、おばちゃんが出てきました。


拝観料払って、舎利殿へ


舎利殿。中に入ることができます。狩野鶴嶺作、十六羅漢図などがあります


冬なので、コケの美しさもいまいちでした・・・。



この構図も美しいんだけど、冬の夕方だから超寂しい感じが前面に出てしまいました。

２００６年１２月３１日 撮影
初版　２００７年６月１１日作成